研究室概要

はじめに

計算化学(後藤)研究室では,生体・医薬関連分子や機能性新規材料など,バイオとナノの世界で起こる様々な化学現象を解明するため,計算科学技術を駆使した次世代分子シミュレーション技術の開発を行っています. 例えば,並列分散処理技術を使った分子シミュレーションや分子解析アプリケーションなどの開発から, インフルエンザ,癌,HIV,アルツハイマー病のための医薬分子設計,燃料電池や機能性高分子フィルムなど モノづくり領域と密に連携した研究も行っています.

主な研究課題

  • 抗ガン薬と抗インフルエンザ薬を標的にしたブラインド・ドッキング技術の開発
  • 医薬製剤技術,新規光学材料,新エネルギー材料の開発を目指した,結晶多形スクリーニング技術の開発
  • 拡張現実(AR)技術を使った分子解析システムとタンパク質百科事典の開発
  • OpenMP等によるマルチコア並列処理技術やWebICT技術を駆使した分子計算アプリ/ポータルの開発
  • 機械学習を用いた,生成熱の予測や医薬候補分子の活性値予測システムの開発
  • スマートフォンを活用した分子情報可視化アプリケーションの開発
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AR Molecule Viewerによるタンパク質百科事典(サイエンスアゴラ2011で初公開しました!

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DC法によるブラインド・ドッキング技術の開発

学生の学会発表例

  • 中川卓也(M2):「N分木アルゴリズムを用いた標的タンパク質の結合部位探索」, 日本コンピュータ化学会春季年会2013,東京.
  • 佐藤充晃(M2):「ハイブリッド並列結晶計算による酢酸結晶構造予測」, 日本コンピュータ化学会春季年会2013,東京.
  • 鈴村天風(M2):「粗視化モデルから全原子モデルへのペプチド構造推定法の検討」, 日本コンピュータ化学会春季年会2017,東京.

研究室B4の活動

  • 4月~6月:物理・化学・生物に関する基礎学習. 余力があれば応用プログラミング学習(並列計算やGUI開発など)
  • 7月~8月:卒研テーマに関する背景調査と,夏合宿で調査成果発表会 (伊勢,日間賀島,富士山等)
  • 10月~12月:卒業研究に取り組む
  • 翌年5月以降:卒業研究が進んだ学生は学会発表(学会デビュー)

その他

  • 民間企業や他大学との共同研究が多いので, 自立した研究者・技術者を目指す学生には挑戦的なテーマを準備しています
  • 情報以外の幅広い科学知識を修得して,自分自身の総合力を向上させたい 意欲のある学生なら,プログラミングが苦手でもOKです.
  • HPC(高速計算)技術や次世代シミュレーション技術に興味のある学生も大歓迎!
  • OpenMPやMPIによる並列分散処理技術を取得して,高速計算クラスターや次世代スパコンを使ってみたい学生も募集中!
  • WindowsアプリやAndroid/iPhoneアプリを開発できる学生を緊急募集中!